小林の備忘録

埼玉在住のアラサー平社員。好きなエンタメとか、日々の事とか。

うだうだレビュー:溺れるナイフ(邦画 2016年)

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志磨遼平見たさにDVD借りて観た映画。観る前の期待値はあんまり。原作は読んでない。

観た感想、内容うんぬんよりも雰囲気重視の映画に感じた。とにかく菅田将暉と小松奈々が美しい。物語序盤でボートから落ちて海の中をゆっくり漂う二人の姿が印象的。他の役者さんたちで同じ絵を撮ってもこんな絵にはならないんだろうなと。
ちょっとダーティーなシーン(菅田が小松の顔舐めたり、小松のレイプシーンとか)でも、二人がやると美しく透明感があるように感じられた。二人の事そこまで好きではなかったけど、観た後はちょっとファンになった。

ストーリーの方は正直そうでもって感じ。特に最後の方は夢か現実かはっきりしないまま終わり、事件の真相やその後が全く描かれないまま終わってしまった。繰り返しになるけど、とにかく雰囲気を味わう映画と思った。

肝心の志磨さんはというと、ビジュアルの個性が強すぎて「広能晶吾(役名)」としてでなく「志磨遼平」としてしか見れなかった。映画のフィクションの世界に現実の人が紛れ込んでるような。とにかく志磨さんが映画内で動いてしゃべってる事に感動してた。演技に違和感は全然なかったと思うけど、ガッツリ色眼鏡で見てるので公平な評価はできません。志磨さんの事知らない人にはどう見えたんだろう。

ちなみに、僕は志磨さんの雰囲気が好きなだけで曲はそうでもないので、主題歌も特に良いとは思いませんでした。すいません。